中学生の娘が珍しく「観たい」と推してきたので、「ノースマン」を観る気でいた休日を変更して親子で観た。
素直な気持ちとして「すずめ」の劣化版くらいのイメージでしか無かったのだが、原作がしっかりしているからか、個人的には「すずめ」よりも面白く感じたし、もう一度観てみようと思える作品であった。
常識的に固いアタマで観ると、色々納得出来ない部分もあるし、ラストの描きかたは蛇足なような感じも受ける。
ただ、物語のテーマであったりメッセージは強く勇気を与えるもので、「松竹やりおる」と感じたしだいである。
泣かせにくるシーンが3回くらいあったが、娘の手前堪えた。