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シャイロックの子供たちのBellのレビュー・感想・評価

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)
4.0
池井戸潤さん原作の、銀行を舞台にした金融ミステリ!!

原作は未読ですが、池井戸さんの小説は大好き。
池井戸さん原作の実写化にハズレはない安定感〜〜と信じているので、公開を楽しみにしていました。


魔が差してしまった一銀行員と、架空会社社長の悪事……だと思って見ていたら、大きなカラクリが!?

実は、個人を超えた大きな犯罪で〜〜〜という展開が面白く、目が離せませんでした。

ラスボス、推理出来なかったなぁ。
考えたら推理出来てたかも??


悪事を暴いていく過程が、ドキドキハラハラあり、爆笑あり、スカッと倍返しありで大変面白かったです。

テンポも良く、役者さんの個性や演技も魅力的なミステリでした。



そうそう。
この映画を見て、強く感じたのが「後ろめたいお金」を手にする怖さ!!

「バレないだろう」
「なんとかなるだろう」

と軽く考えることは、絶対あってはなりません!

それは、例え、その後ろめたいお金を返したとしても、ずっと自分に付いて回るのですよね。

映画の途中、冒頭のシーンの意味が明かされるのですが、ちょっぴり怖かった…というか他人事ながら焦りました(^^;;

真っ当に生きないといけませんね!!


映画がとても面白かったので、原作小説も読みたくなりました。
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