このレビューはネタバレを含みます
TOP
男も女も関係ない。
END
海に消える主人公
○主人公像。
女性に男性衣装。男性役。
終始中性的な浮世を超越した独特の存在感。
○オフビートなギャグ演出
飼うつもりのタコを、父親が瞬殺撲殺。
ジャーナリズムを語る不良総長。
再会した同級生がチェーンまみれの狂犬。
田舎の不良たちのキャットファイト。
成績が上がって、廊下で涙する狂犬。
○フェアな、バランス良い山と谷の演出。
自分を貫くことの、周囲の暖かい理解シーン
同級生からの支援、母親の理解。
自分を貫くことで、弊害や周囲の迷惑シーン
家族の離散。世間に馴染めない様。
新しい家庭の崩壊。
バランス良い展開感。
○同級生が転がり込んで、去るシーケンス
他人の為に、自分の信念を曲げる主人公。
曲げさせたことに責任感じ、去る同級生。
○さかなクンが速攻で登場
チョイ役でなく、しっかりと登場。
○全編通じてしっかりとしたルック。
色の強い肌の色。
●ちょいちょい入る、謎のファンタジー演出
リアルな成功者が存在するんだし、
終始現実的な見せ方をして欲しい。
●全体的に主人公に甘い世界観。
リアルな成功者が存在するんだし、
もっとシリアスな鬱展開も欲しい。
●母親の愛、盲目すぎないか？
具体的に道を提示してあげても良いのでは？
家族が自主的でなく、
母親が家族に魚を強要しているかに見える。
兄弟はどう思う？
自分のせいで離散の可能性を感じないか？
●ラストの壁面の画がしょぼい。
リアルにこだわらず、もっと劇的な画。
アイデアのある、スケールある画、見たい。
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