このレビューはネタバレを含みます
2014年に放送されたTVアニメを再編集した劇場版。
全５部作の第４作は、TV版（全26話）の第１９話～第２２話を描く。
今作は４話分をまとめた形なので、前作よりは集約率も低くて落ち着いた話の流れになっている…はずなのに、やっぱり展開が早くて話についていくのが大変です（苦笑）
この期に及んでも新しい勢力「ジット団」が登場してくるし、地球圏に戻るとカシーバ・ミコシを巡って戦闘が起ころうとしているし、勢力間の争いが目まぐるしい。
こういう展開の速さや情報量の多さが「Ｇレコ」の分かりにくさを助長しているのだろうなあ、とは思う。
一方、ビーナス・グロゥブでは総裁のラ・グーからビーナス・グロゥブのことやクンパ大佐の過去についての言及があるあたり、わりと物語の核心に触れるセリフも散見されたかな。
そのあたりは興味深いものの、ただすごくあっさり描かれている感じ。
劇場版の新規カットでは、クライマックスのベルリvsマスクの戦闘がものすごく気合が入っていて良かったなあ。
そこは劇場スクリーンで見る価値のある迫力もあったと思う。
兎にも角にも残り１作。
キャピタル・アーミィ、アメリア軍、ドレット軍、ジット団が入り交じるこの状況をメガファウナの部隊はどう立ち回るのか。
ややこしいｗ
