松原慶太

ミッション:インポッシブルの松原慶太のレビュー・感想・評価

3.9
ひさびさに見返してみたが、記憶していたよりも面白かった。旧TVシリーズ「スパイ大作戦」を継承しつつ、新シリーズの1作目としては完璧といっていい。

まず「お早う、フェルプス君」から始まるのがいい。このジム・フェルプスというのは旧「スパイ大作戦」の主人公(役者は違うようだが)。

そのフェルプスのチームに属しているのが、若き日のイーサン・ハント(トム・クルーズ)。

で、いきなり作戦が失敗し、イーサン以外全員が死亡。イーサンは容疑者として追われることになる、という導入。巻き込まれ型サスペンスの王道展開。

舞台はプラハ。往年のスパイ映画のエッセンスを取り入れていて、さすが名匠デ・パルマだなと。

特急列車の屋根の上でのバトルとか、分かってるなぁ。ラストのヘリコプターの特撮?だけがいま見ると古い。他は完璧。古い映画観ている人ほど楽しめると思う。
松原慶太

松原慶太