富士ウジ子

哭悲/The Sadnessの富士ウジ子のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
4.0
台湾製ゾンビムービー。グロ耐性の無い人は観ちゃダメ!絶対!な映画でした。
とりあえず、作品の規模に対して血糊の量が圧倒的。撤収作業大変だったろうな…スタッフの皆さん、お疲れ様です。なんて事を考えちゃったよね。
とにかくグロい!キモい!痛そう!のオンパレード。画力が強すぎて、ストーリーにツッコむ気も失せる。血と内臓でゴリ押しするタイプのやつですね。個人的には好感が持てます。新しいなーと思ったのが、この映画のゾンビには知性(というか、自我?)が残されている点。会話ができる。それがますます怖い。終わり方も素晴らしかったです。「八仙飯店之人肉饅頭」のラストを見届けた時と似たような気持ちになりました。そんなラストシーンに「うわぁ…」ってなったところで流れる音楽も最高!カッコいい!グロ耐性のあるホラー好きの人は是非劇場で観ましょう。
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