変な映画だったな。
映像もストーリーもだいぶクセがある。
かなり時系列をいじるし、いるはずのない人がいたりするので、混乱してしまった。
シーンの繋ぎ目の工夫は面白かった。そこで大喜利してる感ある。ただここもちょっとやりすぎではあったかな。ひと工夫あるせいで、いちいち映画だったと思って現実に引き戻される感じ。
あと、当然怪しい女性は結局犯人なのか、で引っ張る構成も面白い。
最後の死に方も見たことなくて面白かった。
そもそもの部分で、なんでそんなにあの女性に惹かれるのかがわからなくて、そこで置いてけぼりを食らった感はある。まあそれが恋愛なんだといわれればそれまでですが。あまり魅力を感じなかったけど、そこに違和感のなかった人は術中にハマって楽しめるのだろうな。
ていうか終わってみればすごい規模の狭い話でいろんな人が振り回された感もある。
結局、ひたすら繰り返される目薬はなんだったんだ。
韓国映画特有の容赦のなさはあんまりなかったな。暴力とかエログロとかも過去作に比べたらかなり薄まってる。
解決済みと思われる滑落事件を再捜査した刑事が犯人に恋して見逃してしまい、やがて別の事件に巻き込まれる話。
