このレビューはネタバレを含みます
文句なしの5.0。
思春期～～～ｯ！！！となるシーンが多数。難しい年頃だからこそ「君たち、付き合ってるの？」は色々当人たちも考えることがあったんだよね。
でもまさかレミが亡くなるとは思わなかった。具体的な死のシーンは描写されてなかったけど、レオの自転車飛ばしてレミの家に行くところ、あまりにも辛かった。
その後も淡々と日常は進んでいく。アイスホッケーの練習もあるし、クラスの友達と談笑もする。けどやっぱり色んなところでレミを思い出す。レミとの日常が当たり前だったし、その分思い出が生活の節々にあるもんね。レミの死をどう昇華していけば良いのか分からない、レオの葛藤が。。
アイスホッケー誘ってくれたクラスメイトの子が、とにかく良いやつすぎるわ。庇ってくれたり、家に泊めてくれたり。
レオ兄もまた、良いアニキなのよ。言葉にはせずともしっかりレオを支えてる。レオがレオ兄に「(レミに)会いたい」って言ってるところ、もう涙止まらんかったよ。
レミ母に勇気だして「おれのせいだ」ってレオが告白するところ。レミ母がレオに車降りてって言う気持ち、でも我に返ってレオを探す気持ち、レオを見つけて抱き締める気持ち、もう全部が号泣でしかない。レミ父が食事中に泣くシーンももう無理。そんなんこっちも泣いちゃうよ。
レオ役のエデン君は、本当に目力がある。訴えかける力がある、素晴らしい俳優。ストーリーやキャストもさることながら、風景も本当に素晴らしい。全てが美しい、観る価値のありすぎる作品。絶対にBlu-ray買うし、配信にきたら観る。
