磨

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーの磨のレビュー・感想・評価

3.2
近未来を舞台に《人類の進化についての黙想》をテーマに、2022年カンヌ国際映画祭で退出者が続出し物議を醸した‥御大クローネンバーグにとっては“平常運転”のような最新作(笑)

いきなりプラスチック食ってる映像、痛みの感覚を失った人類、そして臓器にタトゥーを施し摘出するショー‥いろんな映画観てるので気持ち悪い部分などは全然気にならないが、レア・セドゥ含む女優陣のヌードすら記憶に薄れるほどの衝撃作は、さすがに独創的すぎてちょっと付いていけないわ…。

実際、人類も進化(退化、ともいう)しているので、将来的にこんな事がありそうな気もするのがちょっと怖かったりする。


ヴィゴ・モーテンセンはだいぶ歳とった印象だけど、アラゴルンの時の美しさが垣間見えるイケオジでした(グリーンブック時はほぼ別人笑)
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