ごりぞう

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのごりぞうのレビュー・感想・評価

3.0
 デヴィッド・クローネンバーグ、「ビデオドローム」「イグジスタンス」ときて、「クライム・オブ・ザ・フューチャー」です。どれも時代の先端の文化の果てにある未来を提示してきたような作品です。
 この作品も未来の世界なのですが、文明が発展している様子は描かれていません。街は暗く、客船は座礁して放置され、人々は忘れた痛みを求め、解剖ショーに夢中になっている。
 ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥがアーチストとして難解で不気味な芸術の世界を表現する。
 クローネンバーグらしいエロもグロもある映画。
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