ゆたり

ゴールデンカムイのゆたりのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
2.0
ゴールデンカムイという偉大なる漫画を実写化しようとした心意気に超拍手です

でも映画単体で観たら、まぁ正直「漫画実写化ってこんなもんだよね...」っていうあの感覚になりましたね。

最初にナイスと思ったところを挙げておこう
ヒグマとレタラの再現度ものすごい!
ヒグマこわすぎるわね。
ヒグマバトルもめちゃくちゃ迫力でしたね。(死んだら一瞬でめちゃくちゃ作り物になってたけど...)
二○三高地でのチラッと尾形はオホ-!なりましたね。
キャスティングがやっぱり面白いですよね。似てる。
玉木宏がやっぱりダントツでしたけども、個人的に二階堂も良かったなー
北海道の偉大なる自然、良いですねぇ〜〜
(どれだけ現実に則しているかは知らないけど)アイヌの言葉をがっつり聞かせていただけて、

さすがにみんな絶賛は嘘じゃない????
ほんとに????ぼくの性格が悪いのか...そうか...

やっぱりコスプレ(レベルは高いけど)じゃないですか?

ゴールデンカムイの凄みの1つであるごった煮感(が絶妙なバランスでまとまっている)が、悪い方向に拾われてしまっているような...
結局どの要素を見せたいの?と
制限が生まれる実写化だからこそ、そこの取捨選択が厳しく求められると思うけど、割り切れていないように感じました...
映画を観てる時に注釈でてくるの単純にめちゃくちゃ冷めませんか!??!!?????
あ、これ台詞でちゃんと説明できてるのに注釈入れちゃうんだ!とか、逆にこれには注釈いれないの!?とか、とてもモンヤリしました...

全体的に血が足りませんでした。別にグロくしろと言ってる訳では無いけど、こんなことになってるのにそんなもん!??
熊さんの体内に手を突っ込んでそんなもん?!!
って一々なんか引っかかってしまって...
すみません、ぼくの性格が悪いです...


吉祥寺オデヲン1/27 18:00〜の回で言うと、(あ、ここ笑わせたいポイントなんだろうな)というところが軒並み滑っていて、いたたまれなくなりました。
片っぽ靴下ちゃんのあたりは笑い声が聞けました(ぼくも)

他にも色々あるけどちょっともう書くのやめておく
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