おいおいおいおいおい..................
素晴らしいだろこれ
超ナイスです
いやー、これ好きです
素晴らしすぎるだろ
「命を弄ぶようなことはするな。」これに尽きますね。降霊術でも、ドラッグでも、生命を軽視したバズり目的のあれそれ諸々。
良くない事への同調圧力の恐さもありましたね。
「降霊術、ダメ。ゼッタイ。」
観終わった後に何回も「おもれー...」と呟いてしまった
素敵にバランスの取れたエンターテインメントホラー
監督の、ジャパニーズホラーリスペクト感がめちゃくちゃ伝わってきましたね。(いや本当にそうなのかは知らんけど)
霊の表現方法と、ミアルームにあった小芥子と日本人形ヘッド、手に記された日本語とか見ると、そうなのかなぁって。
「杏」と「凛」という文字は書かれてましたよね。
なによりやっぱりあの霊の表現、最高すぎるだろ。
ゴーストでもデビルでも無く、完全に「霊」としての表現。そこに西洋的死生観をニュアンス程度にトッピングして、高次元でMIXされていたんじゃないか、と。
現実世界に異物がじわりと足を踏み入れてきた感じ、攻撃をするため殺すためにではなく、精神を侵すため(まさに侵略するため)に責めてくるモノたちという感じで。
磨りガラス越しのアイツ、鏡越しのアイツ、開けたらいないアイツ、暗闇のアイツ、まぁベタっちゃベタだけど、(そうそう!結局それ好き!)というのを押さえてくれたというか。ありがとうです。
個人的には、ジャンプスケアがちゃんとアクセント程度の頻度かつ中パンチくらいの強さだったのが好印象でしたね。
不安定な少女がビビアンとマーチンを身に付けていると、なんかその不安定さが強調されて、面白いなって思いました。どっちも好きだけどさ。
ミアの、きっと全然良い子なんだけどちょっと不器用でややこしさもある、疎まれがちな子(そうなったのはあのコトのせいなのかはわからないけど)だというのも、いやらしさがなく見せられていたなって。そしてその孤独さ故に...
全員の動機、動き方がちゃんと違和感無いのも、すんごく良かったわァ。
マックスが不憫すぎる.....................
ラストまでの持っていき方が鳥肌だったなー
そら終盤のオチは読めたけども、病院場面になってからの、違う次元の存在になって虚無に取り残されてゆく表現、なんか日本人的死後世界の捉え方みたいで、グッときましたね。知らんけどさ。
現世とのリンクが徐々に途切れていって、自分はもうここにいないのかと気付いてもその流れは止められなくて、何も無くなって、そこに1つの灯りが見えて......
画面の持っていき方がすごく素敵に感じました。
あんなノリで降霊術なんて楽しめまへんわ〜〜
カンガルーの俯瞰カットとミアの俯瞰カットに共通して左上に書かれていたあのマーク(文字?)が気になるところ
人の寂しさ、人の見栄、人のエゴ、人の愚かさ、いやもう一纏めで業でいいや。それが詰め込まれててよかったなーです。
最後、2人とも死んじゃったら胸糞すぎるし、その辺のバランスもうまいなぁと思いましたね。
これが双子YouTubeの処女作って、ほんま恐ろしいやっちゃでホンマにしかし
「SNS」、「バズ」、「憑依チャレンジ」とかその辺のワードが先行しててちょっと損してる気がしなくもないなーって。
ちゃんとホラーしてて含蓄もある力強い作品だと思いましたね。
お手々のキーホルダーほしいなぁ
心底悪い人間はこの中には存在しないのに、人間らしいどうしようもできない感覚のために悲しい結末を向かえてしまう。っていうのが単純に好きなんだなぼくは。