PERFECT DAYS
満たされた人生
自分のカタチに整えた日々
豊かな暮らし
足りている毎日
この「PERFECT DAYS」という題をどう訳すか、鑑賞した友人らと語り合うのも楽しそうだなぁ
美しい画面たち
清然たる生き方
そこに至るまでの過程
多くは語られずとも、歩んできた重さが確かに有る
他人の人生なんて結局はこっちが勝手に想像するしかないのよね
悟り切ったと勝手にぼくが思っちゃっていた平山さんが、あの出来事の後にハイボール買い込んでピースまで吸っちゃうあたり、とっても人間臭くて臭くて、何かホッとしまして、愛らしい気持ちが芽生えましたよね
愛らしい人達がたくさんいたな
駐車場のシーンはそら泣いちゃったし、最後の長尺ワンカットは、凄まじさがありましたね
思っていたより色々と出来事がありましたけど、そこから先、それがどうこうすることもなく、淡々と淡々と、ただそれを蓄積した人が生きていく様
所業は無常
今ぼくは、平山さんのルートに乗りかけていますよ
(この動きは只者じゃあないぞッ)と思っていたら田中泯さんでビックリ!!!
影
木漏れ日
光
いま一瞬のみの景色、感覚
「こんな暮らしもええんやで!」というのを知る良さもありますが、何より、そこにいる他人の人生や、スキップされる場面の中に何があるかということに想像を促すという意味で、いま必要な映画だと思いました。
今は今、今度は今度