実はあまり期待していなかったのですが、あまりにも周りの評価が高いため、急遽、観にいくことにしました。
そして、観てみてびっくり！
あまりの完成度の高さに驚きました。
（ただし、このペースで行くと金塊を見つけるのは何年後になるのでしょうか？）
ちなみに私、原作ガチ勢。
めちゃくちゃ好きなんです。
とはいえ、最初にハマったのもかなり巻が進んでから。
たまたま博物館でアイヌ展をやっていた時に漫画「ゴールデン・カムイ」とのコラボをやっていて、こんなにちゃんと調べて再現されているんだと思って興味を持ったところからです。
なので、原作好きとして1番嫌なのはコスプレ感。
これがなかったのが1番嬉しいところでした。
観ていて最初に気になったのは、肌の質感。
絶対主演の山﨑賢人くんなんかは、お肌ツルツルのはずなのに、みょうにざらざらしていて、杉本らしいというか、その時代の人っぽい雰囲気。
後ほどパンフレットを購入して読んでみると、メイクさんが全ての役者さんの肌の質感をざらつかせるために直接特殊メイクをしているのだとか。
いや、ほんとにすごい！
こういう細かいところまで配慮されている。
物語的には、本当に序章も序章。
壮大なストーリーの幕開けを予感させるものにはなっているんだけど、完結するんやろか？
舘ひろし、大丈夫？
（いや、彼の土方はすごくよかった！）
そしてそして、何よりアシリパさん！
あまりにピッタリ！
山田杏奈ちゃん、成人しているのに少女っぽさが残っていて、それでいて気高い感じがアシリパさんそのものです。
アイヌの衣装もお似合いです。
ヒグマや狼、馬など、動物とのシーンの違和感もなく、食事のシーンも美味しそう。
色々見どころ満載なので、「いやいや、実写化なんて・・・」と思っている方は、一度スクリーンで見てみてください。
