このレビューはネタバレを含みます
人よりワンテンポ早い主人公が、消えた1日を追うという設定が凄く興味をそそられた。
クドカン脚本ということで、さぞかし凄いトリックであっと言わせてくれるのかと思ったら、凄くシンプルにファンタジーでびっくりした。
既にある韓国原作のリメイクということを知ってなるほどとは思ったけれど、なんか変に期待してしまっていた分、ちょっと物足りなかった。
京都が舞台という事もあって、後半のファンタジー要素が発覚してからは、なんか万城目学の小説みたいな世界観だった。
クドカンっぽさは全然無くてちょっと残念だったけれど、岡田将生の残念なイケメン役がどハマりしてたのと、清原果耶は明るかったりよく喋るセリフ多めの役より、こういったおとなしい、セリフ少なめの役の方がやはり合ってるし好きだなと再認識できた作品だった。