磨

バッドマン 史上最低のスーパーヒーローの磨のレビュー・感想・評価

3.7
フランスで、“バッドモービル”に乗って宿敵“ピエロ”と戦う“バッドマン”の活躍を描いた新作ヒーロー映画「バッドマン」の主役に抜擢された売れない役者が巻き起こすドタバタ劇。
主演☓監督はフィリップ・ラショー。仏版「シティーハンター」の制作チームが再結集したアクション・コメディ。

この監督作品全てに共通するけど、とにかく下品でくだらなくてバカバカしい(←最大限の賛辞)王道フレンチコメディ。
タイトルの元ネタだけでなく、X-MEN含めたMCU、ひいてはアメコミ作品全般のパロディがあちらこちらに散見され、元ネタ知ってる人間はニヤニヤしっぱなし、個人的にはラストバトル(というほど大したモノではない)が完全にツボった(笑)

あまりにブラックが過ぎるシーンも幾つかあり大丈夫なんか?と思っちゃったけど、個人的にはこれこそフレンチコメディなんだよと最高に楽しませてもらった気分。


パワフルでクセ強めな女優が多いのは結構だけど、フランス映画っぼい美女もたまには欲しいな…と思ってたら、メチャきれい(可愛い)人いました。しかも、最初はそうでもなかったのに…眼鏡女子の変貌にドキドキ。

しかも、しっかりしたストーリー用意してるやん!!…バカでユルくたって、最後ちゃんと纏めちゃうとかほんとズルいわ〜(笑)
磨