おばけシューター

バッドマン 史上最低のスーパーヒーローのおばけシューターのレビュー・感想・評価

3.6
結構よかった。
フランス映画ってどんな内容でもフランス映画ってわかる不思議な空気感がありますが、売れない俳優がスーパーヒーローの衣装を着たまま記憶喪失になって自分が本物のヒーローだと勘違いするアメコミパロディ作品でも例外ではありませんでした。
この次ヴィーガンハムでも同じこと書きます。

ストーリーを説明すると、売れない俳優がスーパーヒーローの衣装を着たまま記憶喪失になって自分が本物のヒーローだと勘違いするアメコミパロディなんですが、売れない俳優がスーパーヒーローの衣装を着ただけの割にはアクションシーン詰めて見せ場作ってて、そういうギャグなんでしょうが好感持てる!
いろいろとギャグが詰め込まれてますが、ほんとにくだらないのがほとんどですが、DCのバットマンをパロったヒーローであるのにサントラがMCUをパロってるとこが(これそういうギャグだよね?)気が利いてるなって思った。

ところで、マーベルやDCのヒーローでフランスのキャラクターって全然いないんですよね。ヴィランにバトロック・ザ・リーパー、演者にはマンティスの女優がフランス出身のようですが、ほとんど出てこない。
そんなアメコミのフランス人の扱いに対するアンチテーゼとしての作品という見方も、可と言えば可とも言えないことも無いとも言えないような言えるような