ろどちぇふ

ミセス・ハリス、パリへ行くのろどちぇふのレビュー・感想・評価

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オートクチュールは夢。だけど夢の裏には困難で厳しい現実もある。お金を貯める段階から、夢と現実との行ったり来たりで忙しい。

美しいドレスや華やかな恋に憧れていたMrs.ハリスが、“透明な”存在の掃除婦に過ぎないという現実を突きつけられ、自分を見つけ直す。

Diorで働く人たちも皆Diorのドレスを愛していて、Mrs.ハリスの「ここは天国?」という言葉に笑いながらも心動かされるとこ好き。

なりたい自分や、やりたいことや、欲しいもの。憧れを抱いて、それに近づこうとする楽しさを思い出させてくれた。