このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
ドラマシリーズのみ視聴。
ドラマ、smashの短編動画と見続けて、
ついに劇場版…
見ながら悶えそうだったので、
絶妙な時間帯で鑑賞。
冒頭のシーンから美し過ぎました。
平良はアシスタント、清居は俳優とそれぞれ忙しくなりつつも、2人の時間を大切にしたい気持ちと、お互いに尊重し合いたい気持ちがもどかしくもすれ違っていく。
平良は彼をキング、星、時には神というが、
一方で対等でありたい清居。
1番の見どころは平良がアンナさんに、
1番大切なものさえ無くさなければ生きていけることを話すシーンだと思う。
アンナさんの「あなたの星って何？」という問いに、食い気味に「清居。清居がいれば僕は世界中から石を投げられてもいい。」と平良が答えたシーン。
自然と涙が溢れました。
これが彼の全てなんだと、守り抜くと心に決めているんだと感じました。
そこからの清居誘拐事件。
鎖から解き放たれた平良の狂気に近い愛と憎悪…圧巻でした。
そして自分としては"こんな醜い姿を美しく彼には見せたくない"と解釈した「いいから行けよ！！」のセリフ。
最高に痺れました。
からの清居の「お前がいないと…」と泣きながら平良に叫び続けるシーン。
あぁ彼も狂うほどに平良が好きなんだなと…
恐らく清居には伝えられていないであろう、
最後の平良の独白。
「〜僕だけの美しい彼。」
この気持ちに清居が気付く時が楽しみである。
中弛みもなく素敵な作品でした！
