真世紀

HATCHET After Days/ハチェット アフターデイズの真世紀のレビュー・感想・評価

4.0
ケイン・ホッダー演じる沼地の殺人鬼のスラッシャー映画シリーズ第二作。前作をサバイブしたヒロイン(女優さん変わってるけど)が沼地の漁師に保護されるけど、名前を名乗った途端、「出ていけ!理由は聖ゾンビに聞け!」とすげなく扱われる。

前作でツアーボートを出した責任者でもある聖ゾンビ(トニー・トッド)曰く、実はビクターが死ぬ原因を作ったイタズラを仕出かしたのが父親ら三人。殺人鬼退治して立ち入り禁止になってる沼地のいろんな権限手に入れようと画策した聖ゾンビは町の漁師、ハンターなど血気盛んな皆さんを集めてヒロインともども、沼地へ征伐に乗り出す。

本当に一作目ラストから直につながるつくり。それでいて、聖ゾンビの店舗のテレビ画面に「恐ろしかったわ。二度とスキーはしない」とパーカー・オニールという女性が語っている生中継映像が映し出されてるの、同じアダム・グリーン監督作「フローズン」の後日談であり、こういうリンクも非常に楽しい。

そして、せっかく、沼地に頭数揃えて乗り込んだのに手分けしてとわざわざ数人ずつに戦力分散、以後、当然のように、手斧やらチェーンソーやらバラエティー豊かに股間からチェーンソー左右二分割やら焼け木杭に火がついてバックからいたしてところを首チョンパなど趣向様々に各個撃破されていくのであった。

ちなみに余韻すら残さぬラストから、シリーズ三作目も始まりは前作直後で、血まみれのサバイバーが警察署に姿を表すところからスタートとぶれない。
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