三角

ザ・メニューの三角のレビュー・感想・評価

ザ・メニュー(2022年製作の映画)
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これが観たくて劇場に招集されてしまったんだよな〜…!というところではある…!普通に(?)ワカンダフォーエヴァーとかR R R観た方が良くない⁉︎て感じだけどそれらを選べず、これを選んだんだよなぁ〜…という感じ…

※以下ネタバレ
・権威批判の内容!・アニャTJは死なない!と聞きつけて予告で見た印象通りの映画のようだな⁇と思い鑑賞。相違はなかったが...軍隊か何かのようにシェフの号令に答える従業員たち...飛ぶ血痕...というのが面白そうで来てしまった...実際面白かったが...見たいもん見れたけど微妙。密室ものなのに飽きなかったし出来はいいんだとおもうけど。
単にシェフが破滅する権威であるのかな?と期待したのだがやや複雑なシェフの復讐譚も兼ねた集団自殺ってことだった。自分を働かせた株主も評価し押し上げた批評家も芸術を理解しない客も皆殺し自殺...そのシェフの料理に込めた理念も人間より長きにわたり息づく自然界のことや貧富の差についてだったりヴェネツィアビエンナーレかな?というところ。なので...それを心中していく人物の主張とするのってつまり、活動家をバラモン左翼と呼んでみたりヴィーガンを批判する文脈のようなものに感じられてイヤだった。
映画でそのように理想を語る人を貶めることに一体どれほどの意義があるのかな⁉︎⁉︎⁉︎その表象って今ない世界の理想を追求するより重要なことなのかな⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎と思ってしまった。
何よりシェフが心中の場に自分の母親も連れてきてるところがキモすぎるんだけど。シェフを信奉している従業員たちが集団自殺に付き合うんなら、まだ勝手にやって〜😒と思えるけど母親には母親の生と死があるはずだろと思う。アル中だろうが何だろうが。母親が息子の外付けHDだと思ってる奴らが考えることっぽい。受け入れ難いです〜👎アニャが生き残るのもシェフのパーソナルヒストリーに寄り添った答えを導き出せたからっていうのがなんか...死ぬ前に若い女に理解されて良かったねみたいな感じで微妙でした。アニャの話っていうか徹頭徹尾頭が凝り固まったお終いのおっさんの話でしかないよな〜て思う...
三角

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