三角

プラダを着た悪魔の三角のレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.0
大好き映画、やっぱ大好きなんだよな〜!と叫んだ。
最後アンディが辞めるからいい!辞めるからいいの!毎回観るたび言ってる気がする。アンディが辞めるから良い、具体的にどういうことなのか今ハッキリわかったので後述します。
昔観てたとき気楽に笑ってたトンデモコメディ笑😅発売前のハリーポッターて…💦てとことか普通にパワハラやん🥺と思うようになってしまってもなお最後まで観ると傑作だヨォ!😭と叫び号泣できる。スーパーウーマンの手足になって大忙し人生超楽しそう!と思ってしまう…おじだとイヤイヤ最悪家父長制の補強にしかならん!だけど氷の微笑みを私に向けてくれるメリル・ストリープさまのためなら幸福かも知れない…時代の偉大な芸術に身を捧げる人生、憧れる…でもこの世界を望んでないとしたら?自分を高いところに連れてってくれるものを追いかけ続けたい!同時に高くではなく広きのために生きたい!このアンビバレンツさ(鋼の国家錬金術師の如何とかインターステラーの最初の方とか、そういうやつ、後者はそれで高みのほうに全振りしますが)を人生かけて考え続けているんだけど、この普遍的問題が最後見事に車のシーンに集約しているのを見ると、ミランダでもあり、アンディでもありたいと何度でも心が引き裂かれ泣く。
このようなテーマが現代女性の自己実現と噛み合って表出している作品で後にも先にもあんまりない気がする!
三角

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