三角

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版の三角のレビュー・感想・評価

-
冒頭、移民たちが船上でアメリカのシンボル、自由の女神を見つけ歓声をあげる。そのさまのモノローグ。
トルナトーレ流石すぎる!トルナトーレ大好き!って大感動したのだが、このシーンで抱いた名作の予感をその後の映画が超えることはなかった。

船を降りるとマトモに用を足すこともできない(便器は揺れない、俺が揺れる)トランペット吹きが、地上でずっと目が泳いでいることに気がついてすごい!と思うのだが、その後のあらゆるシーンで目が泳いでいるので、そういう人なのかな?という印象になってしまった…

航海には到着地がある。船の中の世界には限りがある。鍵盤の数に限りがあるからこそ無限の音楽を創り出せる。でも港から見る街には限りがなくて…果てしなくて、降りるのをやめる、ナンデ⁇⁇😅
ここで降りたらトゥルーマンショーみたいな話ね!🆗と思ったと思うんだけど、降りないっていうのは…そういう世界にスポイルされるのは嫌ってこと?とは想像できてもそういう批判的意思も特に感じられなかったので…
ジャズピアニスト対決は演出という演出、カマシというカマシと全てがオモロすぎるのでパクりたい。
あとインセプションはこれパクってるね!そうだよね?ノーラン、海の上のピアニスト好きすぎてあのような映画のシーンを撮っちゃってるってことなんだとしたら、なんかもうノーランってやっぱ天才…?と同時にオタクすぎ~~~!て喜んじゃうな。
三角

三角