悪党にはとことん冷酷無慈悲で残虐な抹殺請負人として、善人には神がかり的に優しくその殺伐としたオーラの一切を消してしまうキャップ萌えなイコライザー。
もはやデンゼル・ワシントンの代名詞になりつつあるシリーズも、三作目にしてピリオド!?
確かに、年齢が年齢だけにねぇ〜
っておい!
70歳手前のキレちゃいますやん!!!
恐ろしい程の秒殺技はまだまだいけそうな気がするのですが。
ストーリーはこれまでと変わらず善人に紛れて平穏な暮らしをしながら、瞬殺稼業で無駄なノイズ(悪党共)をイコライジング的なやつ。
舞台がアメリカからイタリア(シチリア)となったのが変化といえば変化かな。
先ず特筆すべきはオープニングの格好良さ!
デンゼル・ワシントンの登場の仕方がもはやヴィランのソレで草。
ホラーかよ!ってくらいの登場シーンがこの映画のカラーとして色濃く出ており、多々ある殺し屋さん的なアクション映画との差別化という点ではこの妙なサイコパス感溢れるロバート・マッコールと言う主人公のオーラに有ろうかと。
それにしても“9秒”って、、、
早過ぎて物足りないっすよ。
もっとこの華麗なキルシーンを拝ませては頂けないだろうか。
まぁ、この秒殺且つ無双っぷりが本作のメインテーマなので致し方なしw
でも、今回は前作までと比べるとタイムに拘ってるのってオープニングだけな気が
(・_・;
まぁ、そんなツッコミは野暮。
この映画はあんまり深く考えて観たらダメなやつ。
敢えて不満?を言うと
とにかくマフィア連中が弱すぎる!
いかにも弱そうな癖にイキってるチンピラみたいなのばかりなのが残念。
一人くらいラスボス感溢れる手強そうな悪党が居てくれるとなぁ〜と思ってしまう。
それくらいマッコールが強すぎる!そして秒殺過ぎる!
舞台がイタリアだけに登場する車両もフェラーリ599やら、アルファのジュリアやバイクもドゥカティなんかも多く登場。
そんな中、しっかりオープニングにはディフェンダー90、多くのアルファロメオ警察車両に混じってスバル・フォレスターなんかも使われてて、車好きにも楽しめる演出はすこ。
絶対にやられない安心感
これがこの映画の醍醐味かな。