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マッドマックス 怒りのデス・ロードのcinemakinoriのレビュー・感想・評価

4.9







“希望を抱いたらダメだ、希望が叶わないとわかったら、あんたは狂っちまう”













再々鑑賞にして再レビュー。




まさしく“最狂”な娯楽エンターテインメント作品で無敵の世界観!!

キャスティング、設定、脚本、演出、そして視覚効果や美術効果、多様性とカオス感。
どれを取っても一直線なロックで興奮しかない!



核戦争や環境破壊によって荒廃し切った世界を舞台に、“緑の地”を目指して【逃走】し、やがて失望から戻って【闘争】へと変わるデスロードアクション。


シリーズ4作目とは言いつつ、メル・ギブソンの過去作と繋げて観るよりかは、過去作オマージュによる単体作品として捉えた方が一層入り込める気がする。

トム・ハーディの孤高のヒーロー感はメルのソレとはまた違った魅力と色気を感じるし、第二の主役と言っても良いフュリオサ役のシャーリーズ・セロンの男勝りなキレ具合も絶対的フィメールヒーロー像みに溢れていて堪らないったらありゃしない!



この作品の好物の一つとして、個人的に真っ先に挙げたいのは、とにかく女性たちが皆、男に依存せず、男たちと【共闘】する点。
男が不必要な訳ではなく、頼らず依存せず共に闘う事で見出すパワーと希望への前進及びチームワークが本当に素晴らしく描かれている。
一丸となって全員が各々活躍する描き方がマジで最高過ぎる。



次に本作の魅力として圧倒的な拘りを感じるのが車両カスタムのガチさ。
これはガチですげぇ!!!
言うなれば、故鳥山明先生の描く世界観にも似た個性豊かな改造車両の数々。
その数の多さに度肝を抜かれるし、何回見ても新たな発見やその拘りを感じる改造にただただ魅了されるばかり。
これだけでも一つのエンタメ作品として再鑑賞必至の要素になる。

↓参考リンク↓
https://www.gizmodo.jp/2017/03/mad-max-behicle-john-platt.html



更に、この超どシンプルなストーリーにも拘らず全く飽きずにひたすら面白いのが説明不要にヤバ過ぎる!!!
何なら今回の鑑賞でクライマックス泣いちゃったよ、、、ワタクシ。
まさかマッドマックスで涙するとは(汗)


今後も、今作に於いては観るたびにレビューを更新していく可能性がww





さてさて、
これで2024年5月公開予定の【マッドマックス:フュリオサ】の予習は整った!
早く観たーーーーーい!
ワクワクが止まらないゼ。












“じゃあ、バカヤローって言ったら車を動かして”
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