鑑賞日:2023年1月27日
パンフレット:900円
私は、あなたとなら・・・
原作未読。
hontoの電子書籍で購入済みなんだけど、未読のまま来ちゃいました(苦笑)
(→サラッと読んできた。映画とほぼほぼ一緒。国の名前は映画オリジナルで、隠し通路のシーンはちょっと映画オリジナル。)
とりあえず、このマンガがすごい!第1位も納得の作品で、
そのアニメ化もホント素晴らしいものがありました!!
ナランバヤルを演じた賀来賢人さん、サーラを演じた浜辺美波さんの初々しい演技がとても良く♪
どちらも俳優の顔が浮かんでこなかった。
キャラクターの中では個人的にはライララがお気に入り~♪
映画は、アルハミトとバイカリが犬のうんちで戦争を始め、猫のおしっこで小競り合いをしたという歴史が語られるシーンから始まります。
両国の間には壁が築かれる。
両国の取り決めで、バイカリにはアルハミトから美しい娘が嫁入りし、アルハミトにはバイカリから賢い王子若者が婿入りすることに。
アルハミトの末端の王女であるサーラが婿を取ることになり、やって来たのは子犬で…
またバイカリではナランバヤルが嫁を取ることになり、やって来たのは子猫だった。
サーラは子犬をルクマンと名付ける。
そんな中、サーラの姉レオポルディーネがバイカリからの婿を見にやって来て、賢いならば時計を直して欲しいと告げる。
どうにかその場をやり過ごすサーラだったが、どうやって子犬というのを誤魔化すかに悩んでいた。
ルクマンと散歩に出かけていたが…そのクインが壁の穴を通ってバイカリに入ってしまい、さらには穴に落ちてしまう。
サーラはルクマンを救出しようにも手が届かない。
そこに子猫のオドンチメグと連れてナランバヤルが通りかかり、ルクマンは無事に救出される。
バイカリのナランバヤルにサーラは婿のフリをして欲しいと頼み、アルハミトの自分の屋敷へと連れていくのだが…。
長年敵対関係のアルハミトとバイカリをどのようにして友好関係に導くのか…というのが今作のポイントで、そこにサーラとナランバヤルの恋模様を描いていて、どちらも”一目惚れ”に近かった感じかな~♪
とにかく、2人のやり取りに”純愛”を感じずにはいられません。
作画も素晴らしく、国の様子や植物の描き込みは圧巻!
キャラクターの表情も良かったな。
エバン・コールが手掛けた音楽も素晴らしいのひと言!
さすが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を手掛けただけはある!!
ストーリーは、ナランバヤルがアルハミトにやって来たかと思えば、国交を開こうと画策したり、逆にサーラがバイカリに行って、”勘違い”をしてみたりと、全く飽きさせない。
そういえば、サーラと族長の酒飲み対決って、サーラが勝ったということで良いんだよね?
その後のシーンで食料が大量に手に入っていたし…。
2人で対決している描写が無いため良く分からなかったもので…。
ただ、一点気になったところが…
バイカリにサーラがいて、ナランバヤルがバイカリに戻って来る途中のシーンで急に暗転したのが気になった。
一瞬、映写機の故障?って思ってしまったよ(汗)
終盤はハラハラドキドキの展開となり、サーラとナランバヤルの”関係”もある意味心臓ドキドキ?
ピュア度が半端ない作品になっている。
2つの国の行く末は是非とも劇場で確かめてみてください。
誰も死なない作品は良きー!
ワーナー配給で世界配給しても問題無いと思いますね。