手厳しい意見もあるけど、アレコレ考えるのが楽しいホラーだった！
ただし主人公、テメーはダメだ。
海外のホラー映画って驚かせ方がワンパターンだから、構えて待っていられるし驚くことが難しい。
だけどこの作品はちょっと日本っぽいというか、わっと驚いてから「なるほど、そうきたかっ」て思える驚かせ方をしてくれる。
あと、ちゃんとグロかったり、痛々しい描写があるのがいい。
プロモーションで大暴れしちゃって、期待値を上げすぎたのかなと思った。
あの“スマイル”をつくるのって、すんごく難しい。(鏡に向かってやってみた)
あのスマイルをつくれる役者さんをキャスティングすることが一つの難関だし、よく集めたなと思う。
「なぜ“スマイル”なのか」
「呪いの本体は何なのか」
ものごとを一時的にでも対処・対応することに慣れてしまった現代人にはモニョる部分もあると思う。
だけど、恐怖って対処できない、なんだかわからないものなんじゃないかなと、私には思えた。
主人公はとにかくいただけないけど。
巻き込むなら善人じゃなく、人でなしの元カレにしといてよ。←
