ファッション誌の編集者である浩輔は、ジムトレーナーの龍太と出逢い、やがて互いに惹かれていく。中学時代に母を失った浩輔は、母親を支えながら生活する龍太を放っておけなくなり、手助け出来ないかと提案する。
LGBTQの話ねって目線で見始めたものの…なるほど主題は、一方通行で押し付けがましい“何かしてあげたい”は愛なのかエゴなのか。服を鎧と呼ぶそれもエゴなんだろうけど、金銭的援助までし出す浩輔はまさにエゴイスト。でも最後は、これが“愛”か、と少し救われたかも。作品全体的に上質な感じがあって、特にどこか女性らしさを感じる仕草の鈴木亮平の動きからは目が離せなかった。BLだからと敬遠してる人がいたら、それだけじゃないよと言いたい。
ただ、画面酔いがキツかった。ドキュメンタリー意識なのか手持ちカメラがくるくる動くので、前の方座ったのは完全にミス。注意喚起も出てたので、ちゃんと調べてから行けばよかった。。
