リアルっぽく作ってあるけど
嘘っぽいんだよな、なんでだよ。
琥珀糖みたいな作品だな
って思った。
しゃりしゃりとして、
口の中に甘くて柔らかいけど
角が当たる感覚と、
何食べたのかよく分からない
胃に溜まらない感覚。
つまり印象に残らないというか。
ふーんって感じの味。
引っかかるものが何もなかった。
わたしのセクシャリティを
理解できないよね、
理解して欲しいな、
の狭間にいる、
まぁまぁ人たらしな女の物語。
（そういう人、好きやで）
もっと題材を活かした作りにしたら
良かったのに。
悪くないのに。
役者さんの並びから
期待値を高く持って観ちゃったのが
良くなかったのか、
勿体ないなーって思う。
もっとできたって思うもん。
茶店で別れて大きく手を振る
あっちゃんは印象に残った。
あそこには濃さがあった。
イチコロだな、あれ。
やすすって見る目あるんだなって。
（そこじゃない）
