イベリー子豚

ウェルカム トゥ ダリのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)
3.6
「奇妙奇天烈」「摩訶不思議」な
【サルバドール・ダリ】の
「一般人」の部分に重きを置いた
「奇才」と「鬼妻」と「ハンサムな画廊助手」の
「華麗」で「ハレンチ」で「NTR」な
「数週間」と「○年後」のお話。




むむむむ。

ちょっと想像していた作品ではなかったですね。

【テリー・ギリアム】の方が
よっぽど次元が歪んでて、時計がトロけてます。笑



「アート」や「才能の爆発」には
ほぼフォーカスを当てず、
パーソナルな「人間的弱さ」「コンプレックス」
ひいては「老い・喪失への恐怖」を
「常人の目線」から描く密着レポート。


「1974年NY」の
「経済と欲望の迸り」は垣間見れるものの
【エズナ・ミラー】も
「脚フェチ・サービス」も実に消極的。


折角、
美女(シーメールを含む)や
三ツ星ホテル、絶景スペインのロケーションは
イケてるのに
『ビーチ・バム』よりハジけてません。



特典で貰ったチュッパチャプスも
「ストロベリー・クリーム」味だったし
全体的に肩透かしをくらった印象ですね。




《そのペニスは最後にどうなるの?》
《国連に射精して世界平和に貢献するのさ》