日本国民全員が観るべき作品だと思った。
当時の資料映像や、当時を生きた方達のインタビューがたっぷりと収録されていて、非常に勉強になる。
インタビューからは、当時の人たちが本気で死を覚悟していたことがひしひしと伝わってきた。
生きるか死ぬかのギリギリのところで生き残った人は、やはり目が違うと感じる。
また、赤ちゃんの焼死体を見て、とても悲しい気持ちになった。
「天皇陛下万歳」を教室の児童皆んなで叫ぶ映像も、非常に印象的。
子供達が学校で軍事的な訓練を行なったりもしていた。
國のために生き、國のために死ぬことを良しとする思想が、徹底的に教育されていたのだ。
切羽詰まってどんどん過激な戦い方になってゆく過程も良く分かった。
特攻や集団自決の詳細も知れる。
悲劇を繰り返さないためにも、目を背けてはならない歴史だと思う。