自分が中学生くらいの頃、叔父はドイツ人の人と結婚していて（現在は離婚）、夏休みにあったときなんとなく「ヒトラーのことをドイツ人はどう思ってんの？」的なことを聞いたら激昂して「食事中に話題にするような話じゃない！」とマジギレされたことがあって、あとで叔父と母にも怒られた、というか嗜められたことがあった。ドイツの人の第二次大戦観は、完全加害者の立場みたい。そして先の大戦の総括がなされているな、と後年思ったものだけど、最近は「帰ってきたヒトラー」みたいな映画もあり、実際はどうなのかよくわかりません。
翻って日本の場合はというと、「＊＊＊は実はなかった」みたいなカウンターもちらほら見られるし、全体として総括ができているという印象ではないなぁ、というのが個人的な感想です。
福田村事件が実際の事件というのも、一次情報を当たったわけではないし、本当のところはわからない、というのが自分の最近のスタンスですが、こうした事件に脚光を当てられるようにはなかなかならないのもこの国の社会な気がしますね。
核心部分の音楽やカメラワークなど煽りがすごくて、高揚感というかそういう演出だと思うのですが、いろんな意味で怖いシーンだったこともあり、結末も含めてなんとも言えないな｡｡
こういう映画がもっと増えたらいいし、ロングランや大型劇場で流れてるのはまあ良いことなのかなぁ。よくわからないですね｡｡
