まいたけ

ゴジラ-1.0のまいたけのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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ゴジラ×敗戦後の日本 という掛け合わせの興味のみの鑑賞のはずが、想像の3倍くらい楽しめたゴジラ第30作目。

自分、ほんとに鈍感で、演技の上手い下手とかよくわからないので、いつもそこは考えないようにしてますが、神木くんと安藤サクラはほんとにすごかったな。
特に安藤サクラの初登場のところは、旧劇エヴァのアスカが量産機と戦ってるときみたいなものすごい顔をしてて、実写でこんな顔できるんや、、、とびっくりしました。

神木くんは胡蝶の夢みたいな、ともすれば安っぽくなるシーンも全然違和感なく観られて、「桐島」で初めて神木くんを観たときを思い出しました。存在に慣れちゃってたけど、やはりすごい。

伏線がちょっとわかりやすすぎん? とも思うものの、まあシンプルで良いか◎
ゴジラの動きがシン・ゴジラに比べて品がないなぁと思ったりとか、いくつかのネガな感情ひっくるめても映画館で観れてて良かった。できれば270度のスクリーンでまた観たいです。

シン・ゴジラで、ゴジラのハードルが確実にあがったよなあ。興味を惹かれた時代設定もそうした結果だと思う。足し算の歴史だったゴジラ映画を一回全部引き算したシン・ゴジラの次作に相応しい正統派のゴジラ映画。自分が好きなのは圧倒的にこっちなんだよね。

シン・ゴジラ同様の思わせぶりなエンディングですが、安易な続編は観たくないな〜。-2.0、公開されたら観に行きますけども😂
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