世間では"異常"と言われてしまう性的指向を持ち、生きることに息苦しさを抱えた人たちの話。
入り込んで見ることが出来たが、キャラの感情の動線が途切れて、出来事が点と点のままのように感じられる瞬間がいくつかあった。「どういうこと？」とわからないほどではないが、彼らの抱えてきた痛みや苦しさを簡略化して伝えられているようで、少し物足りなさがあった。
その理由はおそらく2時間強の映画にしたことによる弊害だと思うが、それを踏まえると映画にするべきだったのか？と思ってしまう。
主題歌のVaundyも、映画の雰囲気と全然あってなくて久しぶりに内容にマッチしないタイアップソングで読後感悪くなる体験をした。
