惹かれあっていたふたりだが、人生の分かれ道で度々違う道を選んで、思い描いた未来ではない運命を辿る。そこに伴う複雑な感情がよかった。間違っていたとは思わないけど、あの時ああしていれば君と一緒にいれたのかもしれない。
好きな感じの映画であるはずなのに、刺さらなかったのは、そういう感情や記憶と随分距離を置いてしまったからだろうか。この人と絶対一緒にいたいと、かつて願ったことがある人には届くはずだが…。
なんだろう、ナヨンがヘソンのことを愛している感じがあまりしなかったからだろうか。
画はとても綺麗だった。