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地球の未来のためにのRyuのレビュー・感想・評価

地球の未来のために(2020年製作の映画)
3.5
1992年、リオデジャネイロで行われた国連サミットで当時12歳の少女 セヴァン・カリス=スズキのスピーチをアニメーション化したもの。
様々な手法のアニメーションで現在の地球、そして地球の未来についてが語られます。
このスピーチが行われてから約30年が経過していますが、自体は一向に良くならない、むしろ悪化してると思います。人類は賢い生物のはずが、地球を良くしないどころか、滅ぼそうとしているのでしょうか。もしかしたら、もう間に合わないところまで達しているかもしれない。
正直自分も地球の未来のことなんて、何にも考えずに生きてます。自分一人が何かしたところで何も変わらない なんて考えもあります。生きていくだけでもしんどい世界なのに、地球のことなんて考えてられないです。しかしながら、一人の子供の発信が国連サミットで発信され、こうしてアニメーションにまでなったことを考えると、そんな自分の考えに疑問を持たせてくれます。
こういった内容の話は子供の頃から耳にたこができるほど聞かされてきていますが、こうして発信し続けることに意義があることなのかもしれませんね。
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