イベリー子豚

山女のイベリー子豚のレビュー・感想・評価

山女(2022年製作の映画)
3.8
「『ヴィレッジ』的『もののけ男』」
(『火垂るの墓』を含む)
「【口減らし】【村八分】に内包される
【親ガチャ子ガチャ】」
「生と死を司る【神秘と禁断の山】」
「また幸せになれそうもない【山田】ちゃん」
「異次元の表現力と説得力【森山】氏」
「監督業だけじゃない【二ノ宮】さん」
「いつも通り、嫌なことを言う【でんでん】」
「《……ありがとがんす》」
「エンドロールまで国際仕様。これがNHKの本気やで!!」





ほぼ
【藤井道人】監督meets.スタジオジブリ。


一番恐ろしいのは
「鬼」や「妖し」なんかじゃない。


「食料不足」「飢饉」とは無縁の
「飽和・飽食」の現代だけど
「物価上昇」「深刻な少子化(労働力不足)」の
行き着く先は……。


ドラマティックな物語ではありませんが
98分の実尺以上の
深いエネルギーに満ちた意欲作です。