文明発展前だから仕方ないけど生贄やら先代の罪を背負わされて村八分にされるやら前時代的な集団心理は胸くそ悪いな
自然とそこに同化する人間が「正」として描かれていて、そしてひたすら美しさが際立ってた
…
圧倒的な暗さと重さと不条理の中にあって、その全てを受け入れるしかない。
我々が魅せられる自然の美しさも、単に穏やかな美しさではなく根底には暴力的で不条理で強大な力があることを再認識する。
無駄がなく…
山男は神の側?しれっと戦闘シーンも良かった。人が人ならざるものに対してどうしようもできない感じが表れていた。
生贄になったけど家族全員死んで村も崩壊して何もかも終末という終わりを予想していた。
生贄…
第35回東京国際映画祭にて
この作品は、一つひとつの画が作り込まれていて、非常に美しかった。自然の、畏怖すら覚えるほどの荘厳さを見事に描いている。
また、昔の村社会の人々の愚かさを、あえて今のタイ…
人物描写やストーリーよりも、自然描写の畏怖みたいなものを強く感じました。息を呑むほどものすごく美しい映像に同居する、取って喰われるてしまいそうな圧倒的な恐怖は、ガンニバルやコクソンを思い出したほど。…
>>続きを読む2025年5月6日
村の飢饉、さらに村八分にされているにも関わらず毒親のフルコンボ環境。
権利、集団心理、風潮からなる人間の醜さ、自然の過酷さと恩恵、人間の尊厳や生きる事を主人公の凛を通して考え…
無慈悲。救いも何もない。ラストも、今後を考えるとはたして「よかったね」と言えるのか。
18世紀末、冷害による飢饉に見舞われた東北の寒村。先祖の罪により村八分を受ける一家。田畑を取り上げられ、汚れ仕事…
非文明的な社会の恐ろしさと愚かさが、現代社会にも通じる根源的な人間の姿の様な気がしてきてしまう。村人達も父親も残忍で身勝手であるが、状況が逼迫すれば人は簡単に非情になれてしまう。世俗を超越したかの様…
>>続きを読む©YAMAONNA FILM COMMITTEE