【Give Love】
まだバリバリ冬だけど!
去年見逃した"僕・私の夏休み"系作品を鑑賞🎬
○父親と2人で過ごした夏休みを、20年後の娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく。
ー11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのリゾート地にやってきた。眩しい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返る…
↓ネタバレ含む❗️
○画面から伝わる"エモさ"と絶妙な間と静けさから来る一抹の"不安"。
そして、記憶と記録に残るひとつのビデオカメラを通して映されたあの夏の思い出📹
一方、ビデオカメラに映らない隠された父親の一面の対比が観客だけに伝わる。
そう、当時11歳の娘ソフィは父カラムの抱える心情を知らないからだ。
それを当時の父と同じ年齢になったソフィがビデオカメラを見返すことで20年の時を経て父への想いを馳せていく。
○暗喩がかなり多く難解。その余白の部分を想像すればするほどこちらも切なくなってくる。
ラストの『Under pressure』で父からのLoveも、父のpressureも流れる歌詞がマッチしすぎて、これまで過っていた不穏な感情を全部持っていかれた😯
いつか自分が父になったとき、そして歳を重ねていったときにより今作への共感度は高まっていく気がする🤔
とりあえずラスト1時間くらいをもう一度観返します笑