まとぅん

X-MEN:ダーク・フェニックスのまとぅんのレビュー・感想・評価

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
3.8
ついに完走🏃‍♂️「X-MEN」シリーズ最終章。
原作コミック名高い「ダーク・フェニックス サーガ」の映画化作品。


ーX-MENのリーダーであるプロフェッサーXの右腕として、メンバーからの信頼も厚い優等生のジーン・グレイは、ある宇宙ミッションでの事故によって抑え込まれていたもうひとつの人格「ダーク・フェニックス」が解放される。ジーン自身にも制御不能なダーク・フェニックスは暴走をはじめ、地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる...


↓ネタバレ含む❗️


○ダーク・フェニックス/ジーンの覚醒により、さらにスケールをデカくした今作。これまで仲間として戦ってきたジーンが最強のヴィランとなり、暴走。
そこで起こるまさかの主要メンバーの退場に、チャールズへの不信感も募り、内部分裂。(チャールズと対立したまま、退場させたのはアレ?と思った😓)
『アベンジャーズ』シリーズでの既視感もあるが、スカーレットウィッチやキャプテンマーベル級の破壊力と止められない強さに、赤い光の映像もマッチして画面も美しかった🔥
なお興行収入…。

毎度お馴染み、新たな憎悪を持ったエリック/マグニートーも参戦し、『 〜/エンドゲーム』よりは少ないが、ミュータント達のアッセンブルにより物語はクライマックスに向かう。
アクション映画お得意の(?)列車の上中でのラストバトルは迫力満点でした。各々の能力も見せてぶつかり合う中で、味方になったエリックの頼もしさとカッコよさで点数UP。


○X-MENシリーズを通してもちろんヒーローとしての活躍を見せつつも、ミュータント達の悲痛な想いや過去、そして迫害に対しての彼らの内面が丁寧に描かれていて、感情移入もしてしまう。また主人公のチャールズ以上に、エリックの孤独感とそこから引き起こされる"リアルな人間らしさ"が個人的にはハマって、2人の関係性がシリーズを支えてくれたと思う😌
MCUではロキが好きっていうのも含めて、きっと私の嗜好なんでしょう笑
2人でチェス♟️をするシーンで締めるのもエモ演出すぎて尊かった。


○コケたのは残念だが、時間軸が違うもジーンをヴィランとして据えたのは旧3部作と同様で、その他も新鮮味はあまりなく、制作側がシリーズとキャラクターの設定を有耶無耶にしてきたことを考えると納得する部分もある。
MCUが低迷する今、『デッドプール3』でウルヴァリンが復活し、X-MEN・ミュータント達がクロスオーバーする未来は果たして明るいのか。期待して待ってます!
デップーが無かったことにするのか!?🤯🔫
まとぅん

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