松原慶太

ほの蒼き瞳の松原慶太のレビュー・感想・評価

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)
3.2
19世紀初頭、米の士官学校を舞台に、引退した刑事(クリスチャン・ベイル)と若き日のエドガー・アラン・ポー(ハリー・メリング)が猟奇殺人の謎を追う話。

蝋燭の灯りに照らし出された、薄暗い寄宿舎の雰囲気がいい。渋い老刑事と、エキセントリックな学生ポーのバディ感も面白い。

途中、あまりにも舞台が地味で展開が平板なので、眠くなる。ただ終盤の二転三転するどんでん返しは、思ったよりもミステリーしてた。

まぁ雰囲気は最高だったものの、それ以上にグッとくるものがない作品だった、というのが正直な感想。
松原慶太

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