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我が名はヴェンデッタのRのネタバレレビュー・内容・結末

我が名はヴェンデッタ(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2022年のイタリアの作品。

監督はコジモ・ゴメス。

あらすじ

北イタリア、平凡な男サント(アレッサンドロ・ガスマン「帰ってきた中年犯罪団」)は娘のソフィア(ジネーヴラ・フランチェスコーニ「ステイ・ホーム」)と奥さんのイングリッド(シンジャ・ディークス)と仲良く暮らしていたが、あるきっかけからイングリッドとその兄を何者かに殺されてしまう。実はマフィア「ンドランゲタ」だったサントはソフィアと共に妻の命を奪った敵に報復を開始する。

タイトルが気になって思わず鑑賞。

お話はあらすじの通り、主人公はどこにでもいる子煩悩な普通のお父さん…と思ったら、実は元マフィアの殺し屋という、所謂「舐めてた相手が殺人マシーンでした映画(©️ギンティ小林)」のイタリア版に、ちょっとだけリュック・ベッソンの「レオン」風味を足したという感じ。

まぁ、元殺し屋の殺人スキルを活かして銃撃アクション、カーチェイスなどオッサンがめちゃくちゃハッスルする姿が応援したくなる。

奥さんが殺される前は髭面のオッサンだったのに、報復開始と共に髭を剃って、頭を丸めると、あら、ステキなイタリアンちょい悪親父の渋ヅラが出てきて、やっぱ向こうの俳優さんはかっこいいなぁ。

また、レオン要素として、髪型も完全にナタリー・ポートマン風のソフィアとの交流が描かれるんだけど、レオンよろしく道中で敵との戦闘がありつつ、娘にナイフ指南しちゃうサント。で、なんか死亡フラグビンビンだなぁと思ったらやっぱりそういうオチか。

まぁ、アクションも迫力はそれなりにあるんだけど、まぁ地味っちゃ地味だし、この手のジャンルは「ジョン・ウィック」シリーズをはじめ、もはや大抵のものでは満足できない体にこちら側もなってきてしまっているので、つまらない訳じゃないけど、かといって…という感じの作品ではありました。
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