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猫の居ぬ間のタップダンス/ネコの居ぬ間のタップダンスのRのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

1929年のアメリカの作品。

監督はディズニーの生みの親のウォルト・ディズニー。

あらすじ

家主のトム・キャットのいぬ間に家の中を遊びまわるミッキーたちの姿を描く。

ディズニーの看板、ミッキーの短編で監督はその生みの親のウォルト・ディズニー。

1929年という初期も初期な作品ということもあって、トム・キャットというなんだかよくわからないネコみたいなキャラクターに比べると頭身がかなり小さかったり、尻尾が元のネズミのように長めだったりとネズミ感が強い。

あと、ミッキーとこの頃からちゃんとミニーもいるんだけど、それ以外にミッキーのなりそこないみたいな仲間のモブマウスたちがいるのも面白かった。

で、家の中を使ってどんちゃん騒ぎをするんだけど、まだこの頃は無声映画なのか基本はセリフなしの音楽のみということもあり、家の中ですることも音楽に絡めたものがほとんど。

例えば、ミッキーもミニーがピアノの鍵盤に乗って演奏したりするんだけど、ピアノの機能でオルゴールを見つける→けど、肝心の音を鳴らすあの穴の空いたやつがないということになり、そこら辺にあった穴あきチーズを使って鳴らすんだけど、ネズミだからチーズという発想を逆手にとって、それを食べちゃうのではなく、娯楽の音楽として使っちゃうところがウォルトのクリエイターとしての側面が現れてる感じがして面白かった。

あと、仲間のネズミたちがレコードを鳴らそうと1匹は首をぐるぐるぐると巻いてレコードを回す役割を担い、もう1匹が尻尾を針に、口に咥えたメガホンを拡音機にして三位一体でレコードを演奏するのが果てしなく、トゥーンだなぁー。

で、結局最後家主が帰ってくると思ったら帰ってこないんかーい、ズコッ!て感じでした。
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