このレビューはネタバレを含みます
圧巻。怪獣パニック映画というより戦争映画なんだな。
いつの時代もアメリカや政府は偉そうにするだけで何もしてくれない。だから自分たちで、時には誰かが貧乏くじ引きながらやるしかない。自己犠牲は決して尊いものじゃない。「我々は全員生きて帰る」という吉岡さんの掛け声や実際に乗組員たちが帰還する姿、何より神木くんが生きるために脱出装置を使うところはこの国の過去へのアンチテーゼなのだろう。
佐々木蔵之介が最初から最後までキャラもビジュも最高すぎて蔵之介ファンとしては最高of最高だった。正直背景にいてピンが合ってない時もずっと蔵之介見てた。最高に愛。好きすぎる蔵之介をありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
途中で浜辺美波が「えっ！？死んじゃうの？」「いやいやどうせ生きてるっしょ」「あれ、本当に死んでる…？」からの生還、まんまと振り回されて、るろ剣の薫さんエピ思い出しました……。
どーでもいいけど、昨日『ムコ殿』見て子役時代の神木くんマジ天使だ〜と騒いでいたので勝手に感慨深かった。神木くんって本当に唯一無二の俳優。
