・0か100かで勝手に決められて、決められたものは覆すのが難しくて、曖昧な境界線がどんどん無くなっている気がして、そんな世界が怖いなと感じて、その一方で私自身もいろんなことをスピーディーにサクサクと取捨選択しがちで、それを良くないなと思っていて…そういう気持ちにフィットする映画だった
・紡がれるセリフの言葉選びが素敵で、色とかカメラワークもよくて、演者さんたちのお芝居もとてもよかった。言葉を1つ1つ嚙み締めようと、シナリオ本も買ったのでゆっくり読もうと思います。
-------------以下ネタバレ------------
校長先生が湊に対して「誰かにしか手に入らないものは幸せって言わない。しょうもないしょうもない。誰でも手に入るものを幸せって言うの」って声をかけるんですけど、そのシーンからなんかずっと涙が止まらなくなってしまった