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怪物のMskDのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

キーワード 『視点』

いやぁ 素晴らしい 視点の描き方だった。
事実。真実がわからない。
片側の視点だとそれが真実に見えてしまうこわさも。

『子供が嘘つくわけないじゃない!』
ってどこかで聞いた事あるけど
自分自身幼少期に
母の似顔絵を上手く描けなくて
悔しくて泣いてたんだけれど
恥ずかしくて言えなかった。
かもめ幼稚園時代。
何が言いたいかは、今思うと
素直に言ってもいい事でさえ、子供心に言いたくないことも。って
今の大人でも同じか。変なプライド。自分が、恥ずかしい思いしたくない。とか。

お腹痛かったり、大きいのに行くのが恥ずかしかったりもしたなぁ。

幼稚園や、学校にも社会があって
権力みたいなのもあって
自分もさけられている友達と仲良くしたくない。ってなってた記憶が蘇りって
憤りを感じ、恥ずかしくもなった。
子供も社会にいて残酷で嘘をつく事。


やっぱり
 何かしら理由があって
言えないならいいよ。
と感づく様にもなって、言ってもらえる懐も。

男の子が男の子を好きになる。
って言いにくいだろうし。戸惑う。

正直そこにびっくりした自分もいて、
社会全体がそれを受け入れていたら。。。映画にもなっていないか。
自分の中の変化になる映画に。


人には理由はあって
真実はわからないこともあって
視点と、当人の同士が
正直さ、さらけ出せる
環境、言葉があればいい。

記憶の蘇りにもなり反省もあり
幅と柔軟さをあらためて感じさせて貰えました。

最後
2人は。 太陽の日差しの
カラー着色 すきだった。


坂本龍一さん
もっと曲を書きたかったろうか。
Aquaで話のおわりがくるとは、、、、

ラストの意味も自分なりに思い、
鳥肌も立ちました。
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