このレビューはネタバレを含みます
【ナマケモノ】
依里『凄い技を持っています
敵に襲われたとき
こうやって身体の力を抜いて
何も感じなくできます。』
湊『それは
星川依里君ですか⁉️』
父親からの虐待や
学校でのイジメに対して
どの様にやり過ごし
耐えているのかを
理解し
そんな依里に対する
恋心に戸惑う湊
我が子の幸せを願い愛情を注ぐ母や
生徒思いの教師でさえも
『普通』とか『男らしさ』という
無意識のレッテルで
湊を追い詰めてしまう
見聞きした情報だけで
その人たちの
真実・本質を知ることは
難しい
それは愛するが故でもあり
私達の身勝手、無知が故でもある
『何で生まれたの⁉️』…
誰もが皆
生まれてきたことを祝され
ありのままで受け入れられる
そんな世の中でなければならない
輝くように美しい2人が
草原を走り回るラストシーン
ただただ胸が苦しく
涙が溢れて仕方ありませんでした
