あんまりピンとこなかった。ピクサーの最新作でちょっと楽しみにしていたこともあり。
字幕で観て、主人公二人の声があまり好きじゃなかった。
映像は美しいし、面白いけど（ウェイドの家とか）、びっくりするほどではない。
何かすごいダメというところもなく、普通によくできていたなーという感じ。悪く言えば無難？
多民族国家での異なる人種同士の交流を描きたいのかなと思った。それぞれが異なる能力や才能を持っているわけで、違うからこそいがみ合うのではなく互いに尊敬できるでしょ、交われば新しい才能が生まれるかもでしょという。
監督のご両親が韓国からの移民で、主人公の女の子の家と同じでブロンクスでコンビニを経営してたらしい。
子供が自分の夢を継ぐのが親の夢ではなく、どんな道に進もうが子供そのものが親の夢であるという美しいメッセージ。きれいだけど、新しみがないのであんまり心に残らなそう（すぐ忘れてしまいそう）。
町山智浩さんがラジオで、映像表現がすごいと言っていて、確かにウェイドの水の体は背景が透けて見えるように描かれてるし、エンバーの体は火だから揺らめいてないといけなくて大変そう。
前半、結構眠たくなってしまったのでDisney+でまた観るかも。
