A8

ニュー・ビギニングのA8のレビュー・感想・評価

ニュー・ビギニング(2019年製作の映画)
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家出をしたらしい少女がテクテクヒッチハイクを求め歩いていく。しかしなかなか捕まらない、、やっとのことでガソリンスタンドにいた男性の車に乗ることに成功、そして目的地へと向かっていく。

家出をするということはまあ少なからず家族内で問題があって心が寂しくなっている人が多いだろう。彼女もそんな1人であった。そしてガソリンスタンドで乗せた男性もどこか朧げな表情で愛嬌はない、だがどこか安心感というかみえない優しさがあった。
彼女を気にかけるあまり彼女が自由にしてと危険な目に合ってまう??と言った場面でその安心感やみえない優しさが本物だったと気づいた。そこから見知らず人の父みたいな優しさがとても愛しくて最後の駅のホームまで送る助手席と運転席の姿はまさに親子そのものであった。
思いやる気持ち人の優しさそして愛というのはどんなに偉大かと、知り合った期間とかそんなの関係なしにその心があることで人はあったかい気持ちになったり救われたりするんだなとこの短い時間でほっこり気付かされた。
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