一言でいえば
大人の恋愛、、大人な不倫。
まずこの作品は色彩が驚くほど美しい。
ストーリーは隣人同士になった夫妻は
互いのパートナーが不倫関係にある事を知る
そうして、ある時から彼らの関係は決して一線を超えない愛情が芽生え始めていく。
彼らの生活や心情をじっくり映し出す訳ではないのに、自然の二人の関係に魅了されていく
この映画はストーリーというより、
視覚的に引き込む力が飛び抜けている
鮮やかなチャイナドレスが美しい
タバコをふかす男の落ち着き
派手なベットフレームに木造、黒電話にふわふわの派手な掛け布団、黄色の壁紙に、、
この一見アンバランスな部屋の内装。
こういった飛び込んでくる色やファッション、、そういったモノがかなり好きだった。
超えろ、超えてもいいんじゃなかろうか
でも最後まで決して超えない
互いの愛の芽生えに気づいているが決して口には出さないような
“そこにあるのはわかる、だが見えない、見させない”
そんなものに人間は1番興奮するのかもしれない。